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リレー関連情報

2026年05月20日

【PhotoMOS®通信】PhotoMOSリレー アプリケーション事例⑥:コンデンサ放電回路

今回の記事では、PhotoMOSリレーのアプリケーション事例として、コンデンサ放電回路について紹介します。

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パナソニック インダストリーで、信号制御用リレーのマーケティングを担当している片上です。
【PhotoMOS®通信】は、PhotoMOSリレーやシグナルリレーなどの信号制御用リレーの選定や、それらのリレーを活用した製品設計にお役立ちいただける情報をご紹介していきます。

※「PhotoMOS」「フォトモス」「PhotoMOSリレー」「フォトモスリレー」はパナソニック ホールディングス (株) の商標です。

 

 

コンデンサ放電とは?

前の記事でモーターブレーキ回路を紹介しましたが、あわせてコンデンサ放電回路が用いられることがあります。

モーターはインバーターによって制御されますが、インバーターは高速で ON/OFF を繰り返すため、電圧の変動を抑える目的でコンデンサが使用されます。

一方でコンデンサは電荷(エネルギー)を蓄える特性があるため、電源を OFF にした後でも電圧が残る場合があります。
そのため、安全性の確保や次回起動時の安定動作のために、意図的に電荷を放電させる回路が必要になります。

 

 

コンデンサ回路におけるPhotoMOSリレーの役割 

PhotoMOSリレーは、コンデンサに蓄えられた電荷を必要なタイミングで放電させるためのスイッチとして使用されます。

 

例えば、次のようなタイミングで PhotoMOSリレーを ON することで、コンデンサに蓄えられた電荷を抵抗経由で安全に放電させることができます。

・電源 OFF 時
・異常検知時

 

 

コンデンサ回路にPhotoMOSリレーを使う3つのメリット

1. 高速な放電トリガーが可能
PhotoMOSリレーはメカニカルリレーと比較して高速に ON 動作が可能なため、コンデンサに蓄えられた電荷の放電開始を迅速に行うことができます。

これにより、電源 OFF 時や異常時における残留電圧を速やかに低減し、機器の安全性向上に貢献します。


2. 機器の長寿命化に貢献
PhotoMOSリレーは機械接点を持たないため、接点摩耗が発生せず、繰り返し動作に対して安定した性能を維持します。

長期的な機器の安全性向上に貢献します。

 

3. 高電圧回路への適用が可能
PhotoMOSリレーは高耐圧品(600 V 0.13 A のAQV256H等)をラインアップしており、インバーターなどの高電圧 DC リンク回路における放電用途にも適用可能です。

 

 

まとめ

インバーター回路においてコンデンサは電圧の安定化に重要な役割を担う一方、電荷を蓄積するため、電源 OFF 後の残留電圧への対策が必要となります。

PhotoMOSリレーを用いることで、以下が可能となります。

・高速な放電トリガーによる残留電圧の早期低減
・接点摩耗のない高信頼動作
・高電圧回路における絶縁性の確保

これにより、安全性と信頼性の向上に貢献します。

コンデンサ放電回路の設計において、ぜひPhotoMOSリレーをご検討ください。

 

 今回ご紹介した内容はいかがだったでしょうか?
みなさまの製品設計や部品選定のお役に立てれば幸いです。
本記事や【PhotoMOS®通信】へのご質問・ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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