
パナソニック インダストリーで、信号制御用リレーのマーケティングを担当している片上です。
【PhotoMOS®通信】は、PhotoMOSリレーやシグナルリレーなどの信号制御用リレーの選定や、それらのリレーを活用した製品設計にお役立ちいただける情報をご紹介していきます。
※「PhotoMOS」「フォトモス」「PhotoMOSリレー」「フォトモスリレー」はパナソニック ホールディングス (株) の商標です。
CCタイプのご紹介
CCタイプは「Capacitor Coupled」の略称で、従来のPhotoMOSリレーで採用している光絶縁方式とは異なり、入力部にLEDを使用しない容量(コンデンサ)絶縁方式を採用したPhotoMOSリレーです。
<光絶縁方式と容量絶縁方式の違い>
CCタイプは、小型・低背、電圧駆動、低消費電流、高温動作といった特長を備えています。これらの特長から、実装スペースが限られるプローブカードや、消費電力を抑えたい電池駆動機器などで採用されています。
PhotoMOSリレーCCタイプのご紹介動画(約4分)
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CCタイプ 3つの特長
1. 小型・低背
CCタイプは容量絶縁方式を採用することで、小型・低背のTSONパッケージを実現しています。
実装面積:1.8 × 1.95 mm
高さ:0.8 mm
限られた基板スペースでも高密度実装が可能で、高さも1mm以下のため、機器の小型化にも貢献します。
2.電圧駆動・低消費電流
CCタイプは、一般的なPhotoMOSリレーのようなLEDへの電流駆動ではなく、電圧駆動方式を採用しています。
そのため、LED入力用の電流制限抵抗が不要で、電源を接続するだけで入力を駆動できます。部品点数の削減や入力回路の簡素化にも貢献します。
また、消費電流は最大0.2 mAと低く、消費電力を抑えたい電池駆動機器などにも適しています。
3. 高温動作
CCタイプの動作保証温度は最大105 ℃です。
高温環境で使用される機器にも対応しており、特にプローブカードなど、高温環境で使用されるアプリケーションにも適しています。
ご使用時の注意
CCタイプをご使用いただく際は、以下の点をご確認ください。
・入力電源のリップル電圧は、±0.5 V以内となるよう設計してください。
・発振回路や外来ノイズの影響については、実機で十分に評価を行い、必要に応じてシステム側で対策を実施してください。
・静電気(ESD)対策を十分に行ってください。
・入出力間を接続して使用する場合や、出力電圧波形がkHz オーダーとなる用途では、期待する性能が得られない場合があります。必ず実機で動作をご確認のうえ、ご使用ください。
まとめ
CCタイプは、容量絶縁方式を採用することで、小型・低背、電圧駆動、低消費電流、高温動作を実現したPhotoMOSリレーです。
特に、実装スペースが限られる機器や、消費電力を抑えたい電池駆動機器、高温環境で使用されるアプリケーションに適しています。従来の光絶縁方式のPhotoMOSリレーとは異なる特長を活かし、用途に応じた最適なデバイス選定にぜひご活用ください。
今回ご紹介した内容はいかがだったでしょうか?
みなさまの製品設計や部品選定のお役に立てれば幸いです。
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