
パナソニック インダストリーで、信号制御用リレーのマーケティングを担当している片上です。
【PhotoMOS®通信】は、PhotoMOSリレーやシグナルリレーなどの信号制御用リレーの選定や、それらのリレーを活用した製品設計にお役立ちいただける情報をご紹介していきます。
※「PhotoMOS」「フォトモス」「PhotoMOSリレー」「フォトモスリレー」はパナソニック ホールディングス (株) の商標です。
はじめに
PhotoMOSリレーPowerタイプは、高容量負荷の制御に対応したPhotoMOSリレーです。
太陽光発電システム、蓄電池システム、計測機器、電源装置、産業機械・設備など、高容量負荷の制御が求められるアプリケーションで採用されています。
Powerタイプは、高容量負荷への対応、低オン抵抗、一部電圧駆動タイプのラインアップ、さらに4点ユニットリレー/ターミナルとの組み合わせが可能な点が特長です。
今回は、Powerタイプの3つの特長をご紹介します。
1. 高容量負荷制御・低オン抵抗
Powerタイプは、60 V 10 A、200 V 5 A、400 V 0.7 Aなどの高容量負荷に対応した製品をラインアップしています。また、オン抵抗の低い製品もラインアップしており、最小クラスでは平均0.008Ω ※の製品もあります。そのため、オン抵抗による損失の低減に貢献します。
※製品ごとに仕様は異なります。詳細は各製品のデータシートをご確認ください。
2. 電圧駆動タイプもラインアップ
一般的なPhotoMOSリレーは、入力LEDを電流で駆動するため、使用条件に応じてLED側に入力制限抵抗が必要になります。一方、Powerタイプでは、一部の製品で電圧駆動タイプをラインアップしています。これにより、入力制限抵抗を外付けすることなく、電源電圧を直接印加して駆動できます。
品番末尾が「D」の製品(AQZ*D)は電圧駆動タイプです。
3. 4点ユニットリレー/ターミナルとの組み合わせが可能
Powerタイプは、4点ユニットリレー/ターミナルと組み合わせて使用できる製品をラインアップしています。4点ユニットリレー/ターミナルはネジ端子で接続できるため、Powerタイプを装着することで、基板へのはんだ付けを行わずに使用することが可能です。なお、電圧駆動タイプには対応しておりませんので、ご使用の際はご注意ください。
4点ユニットリレー/ターミナルについては、下記の記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【PhotoMOS®通信】4点ユニットリレー/ターミナルとは?
まとめ
Powerタイプは、高容量負荷への対応と低オン抵抗を特長としたPhotoMOSリレーです。
さらに、一部の製品では電圧駆動タイプもラインアップしており、用途に応じて入力回路の簡素化にも対応できます。また、4点ユニットリレー/ターミナルと組み合わせることで、基板実装を行わずに使用できる構成も選択可能です。高容量負荷のスイッチングをご検討の際は、ぜひPowerタイプをご活用ください。
今回ご紹介した内容はいかがだったでしょうか?
みなさまの製品設計や部品選定のお役に立てれば幸いです。
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