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リレー関連情報

2019年07月30日

エネルギーマネジメントを支える高容量リレー(アプリケーション事例)

充電スタンド、蓄電システム、パワーコンディショナなどエネルギーマネジメント用途で活躍するリレーの役割を紹介します

私たちのくらしや社会に欠かすことのできないエネルギー。限りあるエネルギー資源をどのように活用していくか、今後の大きな課題となっています。このような中、持続的可能なエネルギー社会の実現に向け、エネルギーをマネジメントする「エネマネ」が重要視されています。実は、このエネルギーマネジメントを陰ながら支える役割を高容量リレーが担っています。

エネルギーマネジメント アプリケーション事例のイラスト

 

今回は、「エネマネ」の代表的な3つのアプリケーションである 

  1. 充電スタンド
  2. 蓄電システム 
  3. パワーコンディショナ 

に注目し、高容量リレーの役割と商品情報をご紹介します。 

 

アプリケーション紹介

1.充電スタンドとは?

充電スタンドのイラスト次世代のクルマとして脚光を浴びる電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の動力源は、「電気」。EVやPHVに電気を供給する重要な役割を担っているのが充電スタンドです。最近では、商業施設や公共施設での設置が進み、コンビニエンスストア、道の駅、高速道路のサービスエリアなどには、短時間で充電できる急速充電スタンドが設置されています。急速充電機能を備えた設備では、電源は3相200Vを使用し、出力50kWの充電器が一般的で、5分間で40km程度走行可能な充電が可能とされています。

 

2.蓄電システムとは?

蓄電システムのイラスト大容量の蓄電池を用い、電気を蓄える役割を持つのが蓄電システムです。従来から工場や商業施設など業務用途、産業用途で採用されていますが、近年、リチウムイオン電池の技術進化に伴う小型化、低価格化により、一般の家庭でも使用されています。電力会社から買う電気や太陽光発電の電気を用い、繰り返し充電をして、家庭内の照明、エアコン、テレビなどの機器に電気を供給します。また自然災害などのトラブルで停電が発生した時には、非常電源として必要最低限の電気を確保できます。

 

3.パワーコンディショナとは?

パワーコンディショナーのイラスト太陽光発電で作る電気は「直流(DC)」で、家庭内で使用できる電気「交流(AC)」に変換する必要があります。直流から交流に変換するインバータ機能を有しているのがパワーコンディショナです。「パワコン」と呼ばれることもあります。インバータ機能に加え、太陽光発電で作る電気を一定の電圧に保つコンバータ機能も備えています。パワーコンディショナは、太陽光発電で作っただけでは使用できない電気を家庭で使える電気に変換するだけでなく、太陽光発電システムを効率的に稼働させる重要な働きを担っています。

 

【リレーに求められることは?】

●DC側(直流負荷 開閉用途)に使用されるリレーは、バッテリーやシステムの不具合や故障時の安全遮断用として使用されるため「DC高容量遮断」と「高い信頼性」が要求されます。

●AC側(交流負荷 開閉用途)に使用されるリレーは、異常時の影響が商用電源側に回りこまないよう、電力網の安全遮断用として使用されるため「AC高容量遮断」と「高い信頼性」が求められています。

 

リレー選びのワンポイントアドバイス!!

AC側リレーとDC側リレーの比較

特に、高容量DC(直流負荷 開閉用途)では、AC側(交流負荷 開閉用途)の様にゼロ点(電流ゼロの時点)がなく一度アークが発生すると消えにくいため、アーク時間が長くなります。また、電流が一定方向のため、接点転移現象が起こり、接点消耗につながるため、耐アーク性の高い接点材やアークを消弧する磁石を用いたリレーを選定することがお勧めです。

よくあるご質問(FAQ)はこちら

 

~ エネマネの3つのアプリケーション紹介とリレーに求められる性能をご紹介しました。

  次回以降は、各アプリケーションごとにリレーが担う役割と商品情報をご説明します。~

 

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