今回は、アプリケーション事例シリーズの家電「冷蔵庫で活躍するリレー」についてご紹介します。冷蔵庫にはリレーが数多く使われており、なくてはならない重要な部品です。
では早速、冷蔵庫のどの部分にリレーが使われているのかを見て行きましょう。
①コンプレッサ
コンプレッサ(圧縮機)は冷却するための冷媒を圧縮する役目があり、コンプレッサ駆動用にリレーが使われています。
ここでは、モータ負荷に強い高容量のパワーリレーが活躍します
②霜取りヒータ
冷蔵庫内の霜を取り除く役割の霜取りヒータの制御にリレーが使われています。
ここでは、定格制御容量3~5Aのパワーリレーが活躍します。
③冷気循環用ファン
冷却器で冷やされた冷気を循環させ、冷蔵庫内を冷却する役割を持つ冷気循環用ファンモータの制御にリレーが使われています。
ここでは、小型のリレーが求められ、パワーリレーやSSR(ソリッドステートリレー)が活躍します。
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SSR(ソリッドステートリレー)の商品情報はこちら >
④結露防止ヒータ
ドアの結露を防止する役割のヒータ制御にリレーが使われています。
ここでは、パワーリレーやSSR(ソリッドステートリレー)、フォトトラアックカプラが活躍します。
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SSR(ソリッドステートリレー)の商品情報はこちら >
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⑤製氷機
給水タンクの水を製氷皿に流し込み氷を作り、氷ができると製氷皿が回転しアイスボックスに氷を落とします。その際の回転用モータの制御にリレーが使われています。
ここでは、SSR(ソリッドステートリレー)などが活躍します。
みなさんが毎日お使いの冷蔵庫の中でたくさんのリレーが活躍していることがおわかりいただけたでしょうか?
今回の記事を通じてリレーについての理解が少しでも深まれば幸いです。