パナソニック インダストリーで、信号制御用リレーのマーケティングを担当している片上です。
【PhotoMOS®通信】は、PhotoMOSリレーやシグナルリレーなどの信号制御用リレーの選定や、それらのリレーを活用した製品設計にお役立ちいただける情報をご紹介していきます。
※「PhotoMOS」「フォトモス」「PhotoMOSリレー」「フォトモスリレー」はパナソニックホールディングス (株) の商標です。
品番体系表に基づき数百品番を表現
PhotoMOSリレーには、数百以上の品番があります。
例えば、AQY212S、AQY4C2PX等全く別の品番もあれば、AQY212SX、AQY4C2P1Xのような一見すると同じように見える品番もあります。
今回の記事ではそれぞれの品番から違いを理解するために役立つ【品番体系表】について紹介します。
PhotoMOSリレー品番体系表
上記の品番体系表に「AQY4C2PX」を当てはめると
● AQ"Y"は回路数を表しており、"Y"は1回路(端子が4本の4pin)
● AQY"4"は接点構成を表しており、"4"は1b or 2b接点(4pinのため1b接点)
● AQY4"C"はタイプを表しており、"C"はCCタイプ
● AQY4C"2"は負荷電圧を表しており、"2"は50~60V
● AQY4C2"P"はパッケージを表しており、"P"はTSONパッケージ
● AQY4C2P"X"は包装形態を表しており、"X"はテーピング包装
一見すると似ている【AQY4C2P1X】との違いも、品番体系表を使うことで理解できます。
AQY4C2Pまでは同じで、Xと1Xのみの違いになります。
品番体系表を見るとXはテーピング包装(TSONパッケージは3,500個)、1Xはテーピング包装(TSONパッケージは1,000個)となります。
つまり、両品番の違いは個数のみとなっており、製品自体は同じになります。
このように品番体系表をもとに、PhotoMOSリレーの品番を確認いただくとより理解が深まると思いますので、ぜひご参考ください。
品番体系表が掲載されているセレクションガイドは下記よりダウンロード可能です。
PhotoMOSリレーセレクションガイドのダウンロードはこちら
今回ご紹介した内容はいかがだったでしょうか?
みなさまの製品設計や部品選定のお役に立てれば幸いです。
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