「FineX®︎透明電磁波シールド」は、これまで使われてきた電磁波シールドフィルム※では難しかった、 透明性と高いシールド性能を両立した製品です。広い周波数帯に対応しているため、さまざまな用途に適応します。今回の記事ではRFID読み取り挙動の検証デモをご紹介します。
※ ITO、メタルメッシュ、導電性繊維、パンチングメタル、金属箔 など
FineX®︎透明電磁波シールドの製品概要・特長などについては以下のページにてご紹介しています。
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デモ内容の説明
本デモでは、RFIDアンテナ上に配置したタグに対して、 FineX®︎透明電磁波シールドを貼り付けたアクリルBOXを被せた場合の読み取り挙動を確認します。
- RFIDアンテナ上に Banana / Candy の2種類のタグを配置
- BOXを被せる前は、両方のタグが読み取られている状態
- BOXを被せた際に、読み取り結果がどのように変化するかを確認
読み取り結果は、画面左下にリアルタイムで表示されます。
デモ動画
以下の動画では、説明テロップを入れず実際の挙動のみを確認できる構成としています。
「被せていない状態」と「被せた状態」の比較(概念図)
ここでは、RFIDアンテナから放射される電波の広がりと読み取り結果の違いを、 被せていない状態と FineX®︎透明電磁波シールドBOXを被せた状態 で比較します。
※ いずれもわかりやすさを優先した概念図です。 実際の電磁界分布は、アンテナ形状・周波数・設置条件・周辺物体などによって変化します。
RFIDアンテナからの電波が周囲に広がり、 Banana / Candy の両タグが読み取られている状態を示します。
Candyタグ方向の電波が遮蔽されることで通信が成立しにくくなり、 Bananaのみが読み取られる状態を示します。
本デモでは、この遮蔽効果により Candyタグが読み取られなくなる 挙動を確認しています。
まとめ
本デモでは、FineX®︎透明電磁波シールドを用いることで、RFID環境において、特定方向の電波(電磁界)を遮蔽し、タグの読み取り範囲を制御できる可能性を確認しました。
透明性とシールド性能を両立できる点は、RFIDを用いた評価・検証環境において、 視認性を確保しながら電波環境を設計するための新たな選択肢となります。
参考:FineX®︎透明電磁波シールドBOXの構成
本デモで使用したFineX®︎透明電磁波シールドBOXは、 以下のような構成で製作しています。 本項では、検証環境の一例として構造や寸法の考え方を 参考情報としてご紹介します。
※ 本構成は評価・検証用途の一例です。 使用環境や目的に応じて、寸法・構成・固定方法などは適宜調整されます。
透明電磁波シールドの貼り付け方法や構成について詳細はお問い合わせください。
透明電磁波シールドをもっと知りたい
FineX®︎透明電磁波シールドが、視認性が必要とされる領域や環境において、 ノイズ対策や電波環境構築の新たな手法となり得ることを、本デモを通じてご理解いただけたかと思います。
透明電磁波シールドについて、仕様・評価方法・適用可否などをもう少し詳しく知りたい方は
ぜひお気軽にお問い合わせください。
FineX(ファインクロス)および FineX Pronounced Fine Cross ロゴは、 パナソニック ホールディングス株式会社の商標または登録商標です。






