FA機器 アプリケーション事例 | Panasonic 

添文の切断位置ずれ検査 | 画像センサ SV | Panasonic

作成者: None|May 25, 2022 7:11:36 AM

内 容 添文(説明文章)の折工程で、上余白が少ない不良が発生する。
不良流出対策のために正しく裁断されているか確認したい。
   
課 題 不具合対応のため画像センサを設置できる場所が限定されている。
裏面にしか印刷されていない添文もあるが、表面・裏面を同時に検査したい。
また上余白の検査だけではなく、裁断角度が変わる場合もあるので一緒に
検査したい。

そこで・・・

 画像センサSVシリーズでチェック!

表面、裏面の印刷文字を透過光照明を使って同時に撮像し、文字位置から上余白量を測定する。
添文の上辺と側辺の2つの直線から、裁断角度を測定する。  

SV画面イメージ

ススマートエッジ(線)
 
幾何演算
 
文字描画
 
図形描画
 

 

添文の紙の左辺と、上辺を検出。

 

 

 

検出した添文の上辺と左辺のなす角に閾値を設定し、
  斜め裁断を検出します。

 

添文の上辺角度に合わせて濃淡エッジを実行し、文字の
      位置を検出します。

 

 

文字の検出位置から添文の上辺までの垂線距離で余白量を
      求め、OK/NG判定をします。

 


必要に応じて、上余白量、裁断角度を画面表示することができます。

使用機種SV-N120M

  
機器コスト削減 透過光照明を利用し、裏面印刷も同時に検査!(裏面検査用の画像センサが不要)
   
省スペース 小型画像センサ!不具合対策で設備に後付けしたい場合でも、一体型画像センサSVシリーズなら
制御盤へのコントローラ追加は不要です。
   
複数検査 余白量の検査と角度検査など複数の検査を同時に行えます。