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金属ナットの表面処理判別 | 画像センサ SV | Panasonic

作成者: None|Aug 2, 2021 7:47:41 AM

内 容 形状は同じで、表面処理のみが異なる金属ナットの品種を判別したい。
 
課 題 外観色で判別したいが、同じような色味の品種があったり、明るさにムラが
発生し、RGB値での検査が難しい。
※RGB値は、同じ物体でも明るさによってその数値が変化します。

     

そこで・・・

 画像センサSVシリーズでチェック!
 


カラーウィンドウでナットの
HSV値(H:色相、S:彩度、V:明度)を検出する。

 

あらかじめ3種類のナットのHSV値の範囲をそれぞれ登録しておき、測定した値が
どの品種の
HSV値の範囲であるかを判定する。

 


判別した結果(ナットの表面処理の種類)を画面に文字描画する。

SV画面イメージ

カラーウィンドウ
 
HSVパラメータ
 
条件分岐
 
文字描画

 

斜めに撮影されたナットに合わせて、検査領域(オレンジ線)も
楕円形に設定しています。
※ナット表⾯での光の反射(正反射)をおさえるためにナットを
斜めから撮像しています。

 

 

 

 

 

 

 


 

H・S・Vのそれぞれの成分の最⼤値・最⼩値・平均値・標準偏差を測定できます。
使用機種SV-N120C
 
  
安定検査 明るさのムラ(周囲の環境)に左右されず、安定検査!HSV値( H:⾊相、S:彩度、V:明度)のパラメータを使⽤することで安定した検査を⾏うことが可能です。
   
簡単設定 上下限値を設定することで、検査可能!正しい⾊のHSV値を測定し、その値に上下限値を
設定するだけでOK/NGの設定が可能です。
   
多品種対応 プログラム機能で、多品種に対応可能!HSVの値の条件によってフローを分岐できるので、
多品種に1つのプログラムで対応できます。

 

『金属ナットの表面処理判別』のソフトウェア・サンプル画像がダウンロードできます!