FA機器 アプリケーション事例 | Panasonic 

ヒューズ誤挿入検査 | 画像センサ SV | Panasonic

作成者: None|Aug 2, 2021 7:48:03 AM

内 容 自動車の電装品の保護回路毎に、定格電流値の異なるヒューズが
複数使用されており、誤った種類の挿入や未挿入を検出したい。
 
課 題 ヒューズに表示さている定格電流の数字や、外観色で判別したいが、
明るさにムラが発生し、RGB値での検査が難しい。
※RGB値は、同じ物体でも明るさによってその数値が変化します。

     

そこで・・・

 画像センサSVシリーズでチェック!
  正しいヒューズが挿入されている状態で、カラーウィンドウでヒューズのHSV値(H:色相、S:彩度、V:明度)を検出する。
 

正しいヒューズのHSVの値からOK範囲を設定する。

  位置補正を行い、それぞれの位置で設定された範囲にHSVの値が入っているか検出する。

SV画面イメージ

カラーウィンドウ
 
HSVパラメータ
 
フロー編集

 

H・S・Vのそれぞれの成分の最⼤値・最⼩値・平均値・標準偏差を測定できます。
今回は、各⾊のヒューズのHの平均値と、標準偏差に上下限値を
設定し、OK/NGを判定します。

 

 

 

 


 

H・S・Vのそれぞれの成分の最⼤値・最⼩値・平均値・標準偏差を測定できます。
使用機種SV-N120C
 
  
安定検査 明るさのムラ(周囲の環境)に左右されず、安定検査!HSV値( H:⾊相、S:彩度、V:明度)のパラメータを使⽤することで安定した検査を⾏うことが可能です。
   
簡単設定 上下限値を設定することで、検査可能!正しい⾊のHSV値を測定し、その値に上下限値を
設定するだけでOK/NGの設定が可能です。

 

『ヒューズ誤挿入検査』のソフトウェア・サンプル画像がダウンロードできます!