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床材ボード異品種判別 | 画像センサ SV | Panasonic

作成者: None|May 26, 2022 4:02:21 AM

内 容 床材ボードを梱包する前に正しい床材かどうかを確認したい。
   
課 題 色のRGB値で判別を行っていたが、床材の模様の状態により誤判定する
場合があったので、誤判定をなくしたい。
 OK品 模様違いはOK    NG品 色違いはNG

 

そこで・・・

 画像センサSVシリーズでチェック!

色判別をRGB成分だけでなく、HSV成分を使ってOK/NG判定
異品種判別を行う各成分の上下限値をPLCからデータ送信して変更  

SV画面イメージ

カラーウィンドウ
 
判定条件
外部変更

 

色検査(カラーウィンドウ)で「RGB」ではなく、
        人間の感覚に近い色の3属性(色相、彩度、明度)
        に変換した「HSV」で判定します。

  H(色相):赤、青、黄などの色合い
  S(彩度):鮮やか、くすんでいるなどの色の鮮やかさ
  V(明度):暗い、明るいなどの色の明るさ

 

 

 

検査エリア内のH成分の平均値、S成分の平均値、
  V成分の平均値を求めます。
  各々の平均値に対して、上下限値の設定を行い
  OK/NG判定を行います。

 

 

 HSVの閾値は、変数IDを指定することでPLCなどの外部機器から変更することができます。 

 

 


EtherNet/IPまたは汎用通信を使用すれば、外部機器からの変数の変更が行えます。

使用機種SV-N120C

  
安定検出 画像加工と特徴抽出だけで、方向の判別ができます。
画像加工で縦方向の模様を強調するエッジ抽出Xをした後に、特徴抽出で黒い縞模様の最低高さと
最大幅を設定します。
   
多品種対応 化粧板の明るさや模様が変わっても、設定を変更せずに検査ができます。
   
上位通信 EtherNet/IP通信(アダプタ)対応!HSVやRGBの計測値を簡単にアップロードできます。