最も背の低いPhotoMOSリレーをご存知でしょうか?

ここ最近は、技術的なテーマを中心にした内容が多くなっていたため、今回は気分を変えて、最も背が低い(低背な)PhotoMOSリレーについて紹介したいと思います。


ここ最近は、技術的なテーマを中心にした内容が多くなっていたため、今回は気分を変えて、最も背が低い(低背な)PhotoMOSリレーについて紹介したいと思います。


まず、PhotoMOSリレーにはさまざまなパッケージ(形状)が存在します。

PAN_PhotoMOS_Composing

*上記画像には最新のWSSOPパッケージは含まれておりません。


画像をご覧いただくとわかる通り、形状は縦長のものや複数の端子が出ているタイプなど、多様です。

商品仕様もパッケージごとに異なるだけでなく、同じパッケージタイプでも品番によって仕様が異なる場合があります。


今回はその中でも特に背が低いPhotoMOSリレーのパッケージについて紹介します。


それが「TSONパッケージ」です。

CC実物

このTSONパッケージは、高さが1mm以下のわずか0.8mmと非常に薄型です。

なぜこれほど薄くできるのかと言うと、TSONが採用している絶縁方式に理由があります。

CC

通常のLEDを使った光絶縁方式では、LEDと受光素子(太陽電池IC)を向かい合わせに配置する必要があるため、どうしても高さが増してしまいます。

一方、TSONは容量絶縁方式を採用しており、こちらはLEDと受光素子を向かい合わせにする必要がないため、高さを抑えることが可能です。


容量絶縁方式を採用したCCタイプ TSONパッケージについては、下記動画で詳しく説明しております。

 

以上、最も背が低いPhotoMOSリレーの紹介になります。

今回も本ブログを読んでいただき、ありがとうございます。

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