【車載用PhotoMOSリレー①】車載用途に適した製品特長とは?

車載用途に適した製品特長とは?


【はじめに】

PhotoMOSリレーには、民生・産業用途向けと車載用途向けの製品があります。

車載用PhotoMOSリレーは、主にハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)などのバッテリーマネジメントシステム(BMS)で使用されています。

自動車は人の安全に関わる製品であるため、搭載される電子部品にも高い品質が求められます。

当社の車載用PhotoMOSリレーでは、こうした要求に対応するため、さまざまな取り組みを行っています。

本シリーズでは、車載用PhotoMOSリレーの特長と品質確保の取り組みについて、全4回に分けてご紹介します。

  • 第1回:車載用途に適した製品特長
  • 第2回:使用条件を確認するスペックレビュー
  • 第3回:余裕を持たせたディレーティング設計
  • 第4回:トレーサビリティを確保する特注品番管理

 

第1回となる今回は、車載用PhotoMOSリレーの製品特長について解説します。

【ポイント①】温度変化に強い2重モールド構造

車載用PhotoMOSリレーは、一般品とは異なる「2重モールド構造」を採用しています。

一般品の1重モールド構造に対し、2重モールド構造では、内部部品を樹脂で二重に封止しています。

この構造により、温度変化によって内部部品に加わる負荷を低減し、厳しい温度環境でも高い信頼性を確保しています。

また、入出力間の絶縁性能にも優れており、DIPタイプでは入出力間耐電圧5,000Vを実現しています。

 

【ポイント②】出力端子間距離を広く確保

車載用PhotoMOSリレーでは、ピン配置にも工夫を施しています。

一般的なDIP6パッケージでは、隣接する出力端子間のピンピッチは2.54mmですが、車載用PhotoMOSリレーでは、一部のピンをなくすことで5.08mmを確保しています。

これにより、出力端子間の絶縁距離を広く確保し、高電圧用途に適した設計となっています。

 

【まとめ】

車載用PhotoMOSリレーは、内部構造やピン配置の工夫により、温度変化への耐性や絶縁性能を高めています。

ただし、車載用途で使用するためには、製品の特長だけでなく、実際の使用条件を確認することも重要です。

次回は、使用可否を判断するための「スペックレビュー」についてご紹介します。

関連記事

Get notified on new marketing insights

Be the first to know about new B2B SaaS Marketing insights to build or refine your marketing function with the tools and knowledge of today’s industry.