制御機器の基礎から応用まで
エンジニアに役立つホットな情報が満載!

業務に役立つコンテンツが勢ぞろい!“eブック”一覧ページはこちら

リレー関連情報

2015年06月02日

PhotoMOSリレー用語解説(入力編)

PhotoMOSリレーの用語(入力編)について解説します。

お客様から頂いた質問をもとに、今回はPhotoMOSリレーの用語(入力編)について解説いたします。ぜひ回路設計時にお役立てください。

質問:PhotoMOSリレー用語解説がありますが、もう少し詳しい解説はありませんか?

答え:カタログにあります用語解説に対し、その数値が持つ意味を付加して解説いたします。今回はPhotoMOSリレーの入力側に関する用語について解説いたします。


1. 最大許容LED電流(LED電流) I
F

入力側のLEDに流すことのできる電流の最大値です。これ以上の電流が流れるとLEDが壊れてしまいます。LED電流の値が大きいほどPhotoMOSリレーの動作時間は早くなりますが、LEDの劣化が早まります。通常は推奨LED電流の範囲で使用してください。

2. LED逆電圧  V
R
入力側のLEDの逆方向の耐電圧です。逆極性でこの電圧以上が印加されるとLEDが壊れてしまいます。

3. せん頭順電流  I
FP 
入力側のLEDの流しうる順電流の最大瞬時値です。 カタログに記載の条件、f=100Hz,デューティー比0.1%の意味は 図1のとおりです。

20150603-1

4. 許容損失 Pin
入力端子間で許容しうる電力損失です。
許容損失=IF(LEDに流れる電流)×VF(LEDの電圧降下)の最大値になります。

5. 動作LED電流 I
Fon

出力端子間に規定の電源電圧および負荷を接続した状態においてLED電流を増加させ、出力がONするときの電流値です。
 25°C雰囲気における数値であるため、回路設計時には安全をみて、推奨動作条件に記載されているIF(LED電流)を流すようにしてください。

6. 復帰LED電流 I
Foff

出力端子間に規定の電源電圧および負荷を接続して動作させた後、LED電流を減少させ、出力がOFFするときの電流値です。

7. LED電圧降下 V
F
順方向電流による入力端子間の電圧降下をいいます。 IF(LED電流)を定める制限抵抗を求めるとき、LED電圧降下を考慮する必要があります。 制限抵抗=(電源電圧―LED電圧降下)÷LED電流の関係があります。

いかがでしたでしょうか? 今回はPhotoMOSリレーのカタログに使用されています入力側に関する用語について解説しました。是非PhotoMOSリレー選定時の参考にしてください。次回は主に出力側に関する用語について解説いたします。

PhotoMOS

谷口

パナソニック株式会社制御機器コールセンター所属。久留米高専電気工学科卒業後、松下電工株式会社(現・パナソニック)へ入社。25年間の制御部品営業を経て現部署へ。 趣味:サイクリング、登山、マラソン、天体観測

New call-to-action
新規CTA
“eブック”一覧ページはこちら