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リレー関連情報

2016年05月26日

リレー入門 - メカニカルリレー

制御機器入門:リレー入門
メカニカルリレーの基礎知識をご紹介します。

メカニカルリレー

パナソニックの分類

メカニカルリレー

パワーリレー(2A超) 安全リレー シグナルリレー
(2A以下)
高周波デバイス
車載用リレー 高容量遮断リレー 光スイッチ  

基本構造と動作原理

基本構造

メカニカルリレーの断面図

動作原理

図

1.スイッチをONにします。

2.電流がコイル端子を伝い鉄芯に巻かれたコイル線に電流が流れ、鉄芯が磁石化します。

図

3.磁石化した鉄芯が接極子を引き寄せます。

4.引き寄せられた接極子が鉄芯に接触すると、接極子がカードを伝い可動接点を押し込みます。

図

5.押し込まれた可動接点が固定接点と
接触し、接点端子に電流が流れ、
電球が点灯します。

図

6.スイッチをOFFにすると、電流がなくなり鉄芯が接極子を引き寄せる力がなくなります。

7.可動バネの力で接極子がもとの位置へと戻り、鉄芯と接極子は離れ、電球は消灯します。

 

特長

1.コイル部と接点部は完全に絶縁されていて、回路的に独立している

  • 高絶縁・高耐圧
  • サージ・ノイズに強い
  • 開路時の漏れ電流がない
  • アナログ・高周波信号に適合

2.コイル部へ1つの入力で数個の独立した回路を同時に開閉できる

  • 接点構成が豊富
    SP4の例
  • 高容量負荷の制御が可能

 

保護構造による分類

ダストカバー
防塵保護のためプラスチックケースなどでカバーしたものです。自動はんだ時のフラックスや洗浄液浸入防止の構造をしていませんので手付けはんだをお勧めします。
フラックスタイト
自動はんだ時に、フラックスがリレー内部に浸入しないようにした構造です。ただし、洗浄はできません。
プラシール
はんだ付け時のフラックスや、洗浄時の洗浄液の浸入を防止した構造です。接点に有害なガスの発生が少ない仕様になっています。
カプセルシール
セラミックと金属板による密封構造です。接点に有害なガスや湿気の侵入はありません。このタイプは洗浄はできません。

名称 構造 特徴 自動はんだ 自動洗浄 ゴミ・ホコリの侵入 悪性ガスの侵入
ダストカバー 構造の図 ケースとベースまたはボデイ)をかん合させたもので最も基本的な構造。 × ×
フラックスタイト 構造の図 端子部はシールまたは同時形成とし、ケースとベースのかん合部をプリント版面よりも高くしたもの。 × ×
構造の図 端子部およびケース、ベースにシール樹脂を充墳したもの。
密封構造にはなっていません。
× ×
プラシール 構造の図 端子部およびケース、ベースをシール樹脂によってシールし、密封構造としたもの。 ○※
カプセルシール
(EP、EVリレーのみ)
構造の図 金属ケース・板および端子とセラミックをロウ付けによりシールし、密封構造としたもの。 × ×

※プラスチックの呼吸作用がありますので、シリコン雰囲気でのご使用はお避けください。

 

動作機能による分類

シングルスティブル型
コイル励磁でON無励磁でOFFとなるリレーです。
結線図の例/DSリレー
1巻線ラッチング型
パルス入力でもON.またはOFFの状態を保持できるラッチング構造のリレーです。一つのコイルで、正負両極性の信号を加えることにより、動作(セット)復帰(リセット)を行います。
結線図の例/DSリレー
2巻線ラッチング型
セットコイルとリセットコイルの2つのコイルからなるラッチング構造のリレーです。 同一極性のパルスを交互に加えることにより動作復帰を行います。キープリレーも同じ機能です。
結線図の例/DSリレー
動作表示付
動作、復帰状態を電気的あるいは機械的に表示し、メンテナンスを容易にしたものです。LED表示型(SFリレースリムタイプLED表示付、他)があります。
SFリレースリムタイプLED表示付
 

 

端子形状による分類

 

取り付け方法による分類

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