
蛇行制御でこんなお悩みはございませんか?
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薄いフィルムを高速で巻き取ろうとすると、
フィルム端面に“ズレ”(蛇行)が発生します。
上の動画のような巻き取りのズレ(蛇行)を補正する場合、
専用のコントローラを使った蛇行制御では
センサからコントローラへのデータ転送時間や演算時間・制御転送時間がかかるため
高速・高精度な制御には限界があります。
従来方法の課題
従来方法の課題として、専用の蛇行制御装置(ユニット)を導入することで、フィルムの蛇行を制御することは可能ですが、専用のコントローラを介してアクチュエータに指令を送るため、演算時間の処理速度や応答時間にタイムラグが発生します。また、精度を高く蛇行制御を行うには、高額な蛇行制御ユニットを準備する必要があるなど、課題があります。
そこで
弊社サーボモータMINAS A6Bシリーズと変位センサHG-Tを使用した
高速・高精度の蛇行制御をご提案します!
- センサとモータを直接接続します。
- モータの「アナログ入力による位置補正機能」により蛇行制御を行います。
- データ転送時間等が無くなり、高速・高精度な制御が実現可能です!
- また、測定コントローラが不要なので、省配線・省コストにも貢献できます!
弊社サーボモータA6Bを使用した蛇行制御のイメージ
弊社、デジタル変位センサHG-Tにて、フィルムのズレ量を測定し、そのアナログ値をサーボモータA6Bのアンプに直接入力。サーボアンプ内で蛇行補正量を演算します。演算した補正量に従って、モータを回転させて、ローラの角度を制御します。
センサの値をダイレクトにサーボモータアンプに入力するため、コントローラでの演算と出力時間を短縮することができ、より、リアルタイムな補正を実現。これにより、タイムラグなく補正を行うことができるため、ズレを抑えた巻き取りを実現いたします。
機器の構成詳細確認や、デモ機での実験のご見学などご要望がございましたら、以下よりお問い合わせください。弊社フィールドエンジニアリング担当よりサポートさせていただきます。