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サーボモータ関連情報

投稿日:2021年06月10日 / 更新日:2023年05月17日

フィルムの蛇行制御~サーボアンプへのアナログデータ直接入力~

コントローラ不要!変位センサをサーボアンプに直結して高速・高精度な蛇行制御を実現!

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蛇行制御でこんなお悩みはございませんか?

 グループ 1151 巻き取り精度を上げたい

 グループ 1151 どうやってフィルムの巻き取りズレを修正したらいいかわからない

 グループ 1151 ズレの補正(蛇行制御)はやっているが、もっと安価に制御したい

 グループ 1151 薄膜フィルムの巻き取りがズレる

 グループ 1151 高速に巻き取りのズレを補正してタクトタイムを上げたい

 

薄いフィルムを高速で巻き取ろうとすると、
フィルム端面にズレ”(蛇行)が発生します。

ズレ発生のイメージ 

上の動画のような巻き取りのズレ(蛇行)を補正する場合、

専用のコントローラを使った蛇行制御では

センサからコントローラへのデータ転送時間や演算時間・制御転送時間がかかるため

高速・高精度な制御には限界があります。

 

従来方法の課題

従来方法の課題として、専用の蛇行制御装置(ユニット)を導入することで、フィルムの蛇行を制御することは可能ですが、専用のコントローラを介してアクチュエータに指令を送るため、演算時間の処理速度や応答時間にタイムラグが発生します。また、精度を高く蛇行制御を行うには、高額な蛇行制御ユニットを準備する必要があるなど、課題があります。

 

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そこで

弊社サーボモータMINAS A6Bシリーズと変位センサHG-Tを使用した
高速・高精度の蛇行制御をご提案します!

  • センサとモータを直接接続します。
  • モータの「アナログ入力による位置補正機能」により蛇行制御を行います。
  • データ転送時間等が無くなり、高速・高精度な制御が実現可能です!
  • また、測定コントローラが不要なので、省配線・省コストにも貢献できます!

 

弊社サーボモータA6Bを使用した蛇行制御のイメージ

 

 

 

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弊社、デジタル変位センサHG-Tにて、フィルムのズレ量を測定し、そのアナログ値をサーボモータA6Bのアンプに直接入力。サーボアンプ内で蛇行補正量を演算します。演算した補正量に従って、モータを回転させて、ローラの角度を制御します。

センサの値をダイレクトにサーボモータアンプに入力するため、コントローラでの演算と出力時間を短縮することができ、より、リアルタイムな補正を実現。これにより、タイムラグなく補正を行うことができるため、ズレを抑えた巻き取りを実現いたします。

 

機器の構成詳細確認や、デモ機での実験のご見学などご要望がございましたら、以下よりお問い合わせください。弊社フィールドエンジニアリング担当よりサポートさせていただきます。

 

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