
目次
・原因は内部構造
・「内部充電」という現象
・設計で注意すべきポイント
・まとめ
・原因は内部構造
電気二重層キャパシタは単純な1個のコンデンサではありません。
内部にはさまざまな抵抗値を持つ微小な蓄電領域が無数に存在しており、それぞれが異なる速度で充電されます。
短時間の充電では表面付近だけが先に充電され、内部までは十分に電荷が行き渡らないことがあります。
・「内部充電」という現象
充電を止めると、内部では電荷の再分配が始まります。
十分に充電された部分から、まだ充電が十分でない部分へ電荷が移動しようとするため、端子電圧が低下します。これを内部充電現象と呼びます。
つまり電圧が下がったからといって、そのエネルギーが失われたわけではないのです。
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・設計で注意すべきポイント
この特性を知らないと、
●バックアップ時間が短く見積もられる
●容量評価に誤差が生じる
●動作マージンを誤る
といった問題につながります。
評価時には十分な充電時間を確保し、電圧低下の理由を正しく理解することが重要です。
・まとめ
電気二重層キャパシタの電圧低下は、必ずしも純粋な自己放電や故障を意味するものではありません。
その背景にある内部構造を理解することで、評価結果や回路動作をより正確に読み解けるようになります。
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