この記事でわかること
■パナソニック インダストリーのリレーはEV充電器にも利用されています
皆さんこんにちは。
早速ですが、2035年までに100%達成!何の数値目標かご存知でしょうか?
脱炭素社会の実現に向け、世界では「脱ガソリン車・ディーゼル車」を掲げて、電気自動車(EV)にシフトする動きが加速しています。
日本政府は「2035年までに、新車販売で電動車100%を実現する」と目標を示しています。
つまり2035年までにEV車がますます普及しているということになります。
しかし、日本のEV化普及のためには充電インフラや車体価格、航続距離など、さまざまな課題を解決しなくてはなりません。
具体的にどのような課題があるのでしょうか?
今回は日本のEV化が進まない理由と解決策についてご説明させていただきます。
参考元:経済産業省
■日本でEV化の普及が進まない4つの理由
1.インフラストラクチャーの不足
EVの普及には充電インフラの整備が欠かせませんが
日本では充電ステーションの数や充電速度の向上が
進んでいないという課題があります。
2.メーカーの戦略と供給力
日本の自動車メーカーはハイブリッド車や燃料電池車への注力、
バッテリー技術開発の遅れ、全方位戦略による集中力の分散により、
EVに特化した戦略で後れ(おくれ)をとっていると言えます。
3.高い電気料金
日本は石油や石炭、原子力燃料を輸入に頼っており
電気代が他の国に比べて高くなる傾向があります。
4.電力供給の課題
EVの普及が進むと、電力需要が増加することが懸念されます。
日本は地震や自然災害が頻発する国であり
一部地域では電力供給が安定していないこともあります。
■政府が取り組んでいる解決策
1.充電インフラの整備
積極的な充電ステーションの整備計画を立て
都市部だけでなく地方にも普及させることで
EVの利便性を高めることができます。
2.自動車メーカーの戦略転換
日本の自動車メーカーはEV市場に積極的に参入し
独自の技術開発や海外市場での競争力強化を図ることで
EV普及に寄与できます。
3.再生可能エネルギーの促進
日本は再生可能エネルギーの導入を進めることで
依存度の高い輸入エネルギーに頼る必要を減らし
電気料金の低減につなげることができます。
4.エネルギー供給の安定化
地震や災害に強い電力供給システムの構築を推進し
安定的な電力供給を確保することが重要です。
■パナソニック インダストリーのリレーはEV充電器にも利用されています
1.安全遮断(AC側/DC側)
AC側安全遮断用途
リレーは電力網の安全遮断用として使用されます。具体的には、異常電流発生時にその影響が
商用電源側に回りこまないよう遮断することです。
電力系統の保護のため、安全対策としてパワーリレーは必要です。
2.DC側安全遮断用途
バッテリーおよびシステムが不具合・故障した際に、安全対策としてパワーリレーは必要です。
3.絶縁検知
絶縁検知用途
PhotoMOSリレーは急速充電スタンドの絶縁劣化を監視するのに使用します。
ユニット内に絶縁劣化がある場合、ON時に地絡電流が流れ、センサで検知します。
急速充電スタンドは高電圧なため、高耐圧タイプのPhotoMOSリレーが最適です。
4.信号制御
信号制御用途ICカード起動用
充電コントロール等にICカードが必要な機種は、信号制御用に低オン抵抗のPhotoMOSリレー
(30 V~60 Vタイプ)が使用されます。
パ
新商品新商品HE-Rリレーのご紹介はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございました。